インドとネパールで洪水や地滑り発生、150人死亡

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ネパール西部で豪雨のため氾濫した川を岸から眺める人々/Krishna Adhikari/AFP/Getty Images

ネパール西部で豪雨のため氾濫した川を岸から眺める人々/Krishna Adhikari/AFP/Getty Images

(CNN) インドとネパールでこの数日豪雨による洪水や地滑りが続き、これまでに少なくとも150人が死亡した。

ネパール当局によると、18日から始まった豪雨で洪水や地滑りが発生し、77人が死亡した。負傷者は22人、行方不明者は26人。

洪水は主に隣国インドのウッタラカンド州に近いネパール西部で発生した。

インドではウッタラカンド州で少なくとも46人が死亡し、南部のケララ州で27人の遺体が回収された。両州の当局者が明らかにした。

いずれの州も先週末に豪雨が降り、地滑りや川の氾濫(はんらん)、橋や住宅の損壊の被害が生じた。

洪水はヒンドゥー教徒がウッタラカンド州に巡礼の旅をする時期に重なった。グジャラート州から訪れた巡礼者6人の身動きが一時取れない状況となったが、20日までに水位が下がり住民と共に安全な避難場所に移動した。

ケララ州では現在、200世帯以上が26カ所の避難所に身を寄せている。今後数日は豪雨が続くと予測されており、州当局は住民に屋内にとどまるように呼び掛けている。

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