北朝鮮、長距離弾道ミサイル発射か 韓国軍発表

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北朝鮮の金正恩総書記/KCNA/FILE

北朝鮮の金正恩総書記/KCNA/FILE

韓国・ソウル(CNN) 北朝鮮が長距離弾道ミサイルと思われるものを平壌周辺地域から同国東岸沖に向けて発射した。韓国軍合同参謀本部が12日に発表した。

日本の海上保安庁は、ミサイルが現地時間の午前9時59分ごろに発射されたと説明。防衛省の情報により同11時15分ごろに日本海に落下したと述べた。落下した海域の船舶に対しては、警戒並びに追加情報の取得を呼びかけたとした。

上記の飛行時間が事実と確認されるなら、今回打ち上げられたミサイルは今年3月と4月に試験発射されたものと同種とみられる。どちらのミサイルも大陸間弾道ミサイル(ICBM)で、米国本土に到達する射程を持つ、

北朝鮮政府は今週、同国に近い日本海上空を飛行する米軍の偵察機を撃墜すると脅迫していた。

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記の妹、金与正(キムヨジョン)氏は10日、米国のスパイ機が北朝鮮の排他的経済水域(EEZ)に少なくとも8回侵入したと非難した。朝鮮中央通信(KCNA)が11日に報じた。

米韓両政府が防衛協力を強化する中、両国と北朝鮮との緊張はここへ来て高まっていた。日本、米国、韓国の首脳がそろって参加しているリトアニアでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議では、北朝鮮問題が議題に上った。

同首脳会議が11日に出した共同声明では、北朝鮮に対し弾道ミサイルと核開発のプログラムを破棄するよう強く求めた。国連の安保理決議ではこれらのプログラムを禁じている。

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