BRICS、新加盟国受け入れへ サウジ、UAEなど6カ国

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新興5カ国(BRICS)の首脳会議。演説を行うロシアのウラジーミル・プーチン大統領(写真左)がスクリーンに映されている=24日、南アフリカ・ヨハネスブルク/Marco Longari/AFP/Getty Images

新興5カ国(BRICS)の首脳会議。演説を行うロシアのウラジーミル・プーチン大統領(写真左)がスクリーンに映されている=24日、南アフリカ・ヨハネスブルク/Marco Longari/AFP/Getty Images

(CNN) 南アフリカのラマポーザ大統領は24日、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)など6カ国を新興5カ国(BRICS)の新加盟国として受け入れると発表した。南ア・ヨハネスブルクで開催されたBRICS首脳会議の締めくくりに述べた。

BRICSの加盟国拡大は約10年ぶり。今回受け入れが発表されたのはサウジ、UAE、イラン、エジプト、エチオピア、アルゼンチンの6カ国。

サウジのファイサル外相は、加盟に関してBRICSから詳細が送られるのを待っているとし、それに応じて「適切な決定」を下すと述べた。

上記6カ国はかねて加盟への関心を表明していた。現在BRICSを構成するのはブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国。

ラマポーザ氏によると、新たな6カ国の加盟は来年1月1日に実施される。

ロシアのプーチン大統領はビデオメッセージの中で、新たな加盟国を祝福。BRICSの世界的な影響力が引き続き高まるとの見通しを示した。

中国の習近平(シーチンピン)国家主席はBRICS拡大を「歴史的」と評価。新興国と結束、協力するBRICSの決意を反映した動きだと指摘した。

インドのモディ首相も拡大を歓迎し、かねて加盟国の増加がBRICSの強化につながるとの確信を抱いていたと述べた。

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