ローマ教皇、ハマスに人質の解放を呼び掛け

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一般謁見で演説するローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇=11日、バチカン市国サンピエトロ広場/Tiziana Fabi/AFP/Getty Images

一般謁見で演説するローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇=11日、バチカン市国サンピエトロ広場/Tiziana Fabi/AFP/Getty Images

(CNN) ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は11日、イスラム組織ハマスに対して、拘束している人質全員の解放を求めた。ハマスはイスラエルに対して前代未聞の攻撃を行い、イスラエル人らを人質にしている。

フランシスコ教皇はサンピエトロ広場で行われた定例の一般謁見(えっけん)で、祝いの日が服喪の日に変わったことを目撃した家族のために祈り、人質の即時の解放を求めると述べた。

フランシスコ教皇はイスラエルの自衛権を認め、攻撃された側が自衛する権利はあると述べた。教皇はまた、罪のない多くの犠牲者が出ているパレスチナ自治区ガザ地区に対する「完全包囲」について懸念を示した。

フランシスコ教皇は「テロリズムや過激主義はイスラエル人とパレスチナ人の間の紛争の解決にはつながらない。憎しみや暴力、報復をあおり、双方に苦しみをもたらす」と訴えた。

フランシスコ教皇がイスラエルとハマスの衝突について初めて言及したのは8日。教皇は戦闘の停止を求め、「戦争は敗北だ。すべての戦争は常に敗北だ」と語っていた。

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