スウェーデン、NATOに正式加盟 32番目の加盟国に

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スウェーデンのクリステション首相がブリンケン米国務長官に加盟文書を手渡す様子=3月7日/Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images

スウェーデンのクリステション首相がブリンケン米国務長官に加盟文書を手渡す様子=3月7日/Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images

(CNN) スウェーデンは7日、北大西洋条約機構(NATO)に正式に加盟した。同国のクリステション首相が同日、加盟文書を米国に提出し、加盟に伴う手続きを全て終えた。スウェーデンは32番目の加盟国。

クリステション氏が米首都ワシントンを訪れ、ブリンケン国務長官に文書を手渡した。文書はNATOの条約管理を委任されている国務省が保管する。

ブリンケン氏は「北大西洋条約(ワシントン条約)の一員、32番目のNATO加盟国として真っ先に歓迎したい」と迎え入れた。

ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、スウェーデンは長らく維持してきた軍事的中立を転換し、2022年5月に隣国フィンランドと共にNATO加盟を申請。フィンランドは翌年4月に加盟を果たしたが、スウェーデンの加盟はロシアと友好関係にあるトルコとハンガリーが慎重な姿勢を示したために遅れていた。加盟するには全加盟国の承認を得る必要がある。

クリステション氏は声明で「団結、連帯、責任の分担に努め、北大西洋条約の価値観である自由や民主主義、個人の自由、法の支配を完全に順守する」と誓った。

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