バーで人質事件 容疑者逮捕、「テロの可能性なし」 オランダ中部

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現場に派遣された警官ら=30日、オランダ・エーデ/Persbureau Heitink/AFP/Getty Images

現場に派遣された警官ら=30日、オランダ・エーデ/Persbureau Heitink/AFP/Getty Images

(CNN) オランダ中部エーデ市内のバーで30日、従業員らが人質に取られる事件が発生し、地元当局によると容疑者1人が逮捕された。

現地の警察によると、周囲の約150世帯が避難した。容疑者の動機は不明だが、テロの可能性はないとみられる。

オランダ紙「ダ・テレグラフ」によると、事件は市内のバーで発生した。30日午前に人質のうち3人、同日中に残る1人が解放された。

エーデの市長は事件後の記者会見で、バーで片付け作業をしていた従業員が人質になったようだと述べた。

市長とともに会見した検察官によると、容疑者は複数の刃物を振り回していた。バックパックを持っていたが、中身は今のところ不明。

容疑者は「司法に知られた」人物で、別の犯罪で有罪判決を受けていた。当局が動機や精神状態を調べている。

現場の写真には、重武装の警官らが多数出動した様子が写っている。ダ・テレグラフは、現場に交渉人も派遣されたと伝えた。

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