米映画「ラスト」誤射事件、武器小道具担当者に有罪評決 過失致死罪で

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弁護士(手前)と話すハンナ・グティエレスリード被告=2月22日、米ニューメキシコ州サンタフェ/Jim Weber/Pool/Getty Images via CNN Newsource

弁護士(手前)と話すハンナ・グティエレスリード被告=2月22日、米ニューメキシコ州サンタフェ/Jim Weber/Pool/Getty Images via CNN Newsource

CNNは検察と被告の弁護士にコメントを求めている。

23年1月に提出された文書によると、ボールドウィン被告は映画のシーンの練習中、ハッチンス氏とジョエル・ソウザ監督の指導の下で回転式拳銃を抜き、狙いを定めたとされる。ソウザ氏も撃たれたが、一命を取り留めた。

検察はグティエレスリード被告の過失で実弾6発が撮影現場に入り込んだうえ、被告は銃や弾薬についての安全検査を怠ったと主張。被告の行動が最終的にハッチンス氏の死を招いたとの認識を示した。

一方、被告の弁護士は実弾が撮影現場に入り込んだ経緯を疑問視。「ラスト」の制作陣が混乱した安全性に欠ける環境をつくり、被告を「対応しづらい非常に厳しい状況」に追い込んだなどと主張した。

事件ではボールドウィン被告も過失致死罪で起訴されており、7月に公判が行われる予定。ボールドウィン被告は、自分は引き金を引いていないとして無罪を主張している。

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