トランプ氏の元首席補佐官、逮捕回避のための裁判所命令を請求 ジョージア州選挙干渉で

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ホワイトハウス敷地内を歩くメドウズ大統領首席補佐官(当時)=2020年10月撮影/Sarah Silbiger/Getty Images

ホワイトハウス敷地内を歩くメドウズ大統領首席補佐官(当時)=2020年10月撮影/Sarah Silbiger/Getty Images

(CNN) 米ジョージア州フルトン郡の地区検察から起訴されているメドウズ元大統領首席補佐官は22日、連邦裁判所に対し、25日の期日までに拘置所に出頭しなかった場合に地区検察が自身の逮捕を請求することを阻止する裁判所命令を請求した。

メドウズ氏は裁判所に提出した書面で、州裁判所での訴追を連邦裁判所に移送するよう求める自身の要請を受け、同裁判所が28日に審理を開く予定だと指摘した。メドウズ氏は連邦裁判所に起訴の棄却を求めている。

書面ではさらに、「ファニ・ウィリス地区検事は本裁判所での28日の審理の前にメドウズ氏を逮捕する意向を明らかにしており、審理の1営業日後まで逮捕を延期するよう求める合理的な請求を一蹴した」と指摘。「連邦裁判所が介入しなければ、メドウズ氏は連邦法で元連邦当局者に認められている逮捕からの保護を奪われる結果になる。移送に関する本裁判所での迅速かつ秩序ある審理の妨げにもなる」と述べた。

書面にはウィリス検事からメドウズ氏に送信されたメールの内容も記載されている。ウィリス検事はこの中でメドウズ氏の延期要請を退け、「25日午後0時半の時点で私は令状をシステムに提出する」としている。

メドウズ氏はトランプ政権最後の首席補佐官で、2020年大統領選の結果を覆す方法を模索する中で重要な役割を果たした。トランプ氏がジョージア州務長官に選挙結果を覆すのに十分な票を「見つける」よう電話で迫った際には、メドウズ氏も同席していた。

「米大統領選2020」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]